ウインドーメッキモールの「白いシミ」へはプロテクションフィルムが効果的!
2017/05/05
メッキモール研磨+プロテクションフィルム
M.BENZ B-class
MoldingPolish & ProtectionFilm
以前ボディーコーティングをご依頼頂いたお客様より、メルセデスベンツBクラスのウインドーモール(ドアモール)研磨とプロテクションフィルム施工のご依頼です。
アルミナ系の研磨剤と3M社のスコッチでアルカリサビを地道に研磨中です。白いシミの原因は、使用される素材とそのアルカリ性に対する脆弱性です。国産車は金属製モールや樹脂をメッキ加工した耐候性の高い素材を使用していますが、欧州車のウインドーモールはアルミ素材をアルマイト加工したものを使用しています。
リサイクルに厳しいヨーロッパならではのアルミの使用と思われますが、この素材が極めてアルカリに弱く屋根なし駐車であれば新車登録後3ヶ月頃からうっすらとアルカリ錆(白いシミ)を発生させます。市販される水垢取りシャンプーなどもアルカリ性であることが多いので欧州車への使用は厳禁です(GSの手洗い洗車などでは普通に使われています)
BMW、アウディ、ベンツに代表される欧州車に発生するアルミドアモールの白化にお悩みのオーナー様は多いのではないでしょうか。研磨することで解決できますが何も施工しなければ再び酸化して元の木阿弥です。アルミモール用コーティング剤を施工すれば良い状態を長引かせることが可能ですが、やはり耐久性(持続性)に問題があります。
現時点では、物理的に外的要因を遮断するプロテクションフィルムの施工が、アルカリ錆の再発を防ぐ最高の保護手段であり最適解です。
プロテクションフィルム施工後の画像です。
モールと樹脂パネルの隙間にもぐりこませたフィルムの境界が画像でも判断できますが、言われなければ貼ってあることがわからない程に自然な仕上がりです。1週間程で施工液が完全に抜けて密着性が最大となります。
プロテクションフィルムは耐候性に優れボディーはもちろんの事、フィルム自体も3年以上はその特性と透明性を維持します。
プロテクションフィルムの材質であるポリウレタンの柔軟性は、時間が経過してもあまり変化がなく数年後でも柔らかく柔軟性に富んでいます。この柔軟性はプロテクションフィルムの性能上欠かせないもので、例えば表面が硬ければ飛び石などの衝撃を吸収できずにボディを傷つけてしまいますが、プロテクションフィルムはその柔軟性により受けた衝撃を拡散・吸収してボディーが傷つくのを防ぎます。
メッキモールの酸化・劣化防止にプロテクションフィルムを。欧州車オーナー様は是非ご検討ください。この度はカーコーティング専門店ディテールワークスへご依頼頂き誠にありがとうございました。GLKのご入庫もお待ちしております。
ウインドーアルマイトモール(メッキモール)の研磨は状態によって下地処理料金が変わりますので正確な施工料金の算出には実車でのお見積もりが必要です。ウインドーモールのプロテクションフィルムの施工価格は下記URLからご確認ください。
施工価格はこちら:ウインドーアルマイトモール研磨とプロテクションフィルム施工費用の目安
日もすっかり長くなりました。
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