カーコーティング剤の選び方

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カーコーティング剤の選び方

最適なコーティング剤の選び方

自分の車に最適なコーティングは何か?

たくさんのコーティング剤が溢れる中で、何を選べばよいかわからなくなると思います。

実際のところ、最適なコーティング剤は「車種と管理方法」×「コーティング剤の特性」に加え、予算やコーティングに期待したい効果など、たくさんの要素を踏まえて選ぶ必要があります。

このページでは、車のコーティング剤を選ぶ上での注意点や、自分に合った最適なボディコーティング剤の選び方、おすすめのコーティング剤をご案内します。

これから自車へコーティング施工する方には、とても参考になる内容かと思いますので、長くなりますが是非ご一読ください。

この記事は、カーコーティング専門店「ディテールワークス」オーナーの加藤雄規が執筆します。(2022.01.12)

駐車環境と車の特徴

駐車環境と車の特徴

車種やボディー色、車の形状、メーカーやボディパネルに使われる素材などでもおすすめのコーティングは違ってきます。特に駐車環境はコーティング剤選びにおいて重視したいポイントです。

駐車環境はコーティング選びのとても重要な要素

車庫保管地下駐車場であれば、雨染みや紫外線ダメージを気にしてコーティングを選ぶ必要はないので、この駐車環境でコーティング剤選びが制限されることはありません。

青空駐車の車は、イオンデポジットやウォータースポットのダメージを軽減できる「親水性ガラスコーティング」「ハイブリッドガラスコーティング」が適しています。

沿線道路沿いや線路沿い、近くに鉄工所などがある場合は、鉄粉がボディに多く付着します。

駐車場の隣が田畑だったり未整地の場合は、砂埃が多く舞うので車に汚れが堆積したり、コーティング被膜の劣化が早まったりしやすいので、あまりにも駐車場所の条件が悪い場合は、カーポートを設置したり、ボディコーティングとボディカバーを併用するのも塗装保護と美観維持の両方の観点で効果的です。

ボディカバー保管をする場合は、膜厚が高くキズの入りにくい最高硬度9H(モース硬度8)のコーティング「ハイブリッドガラスコーティング」や、「セラミックコーティング」がおすすめです。
黒い車、白い車、ボディ色もコーティング選びの判断基準

黒い車(濃色車)でも白い車(淡色車)でも、車のカラーでキズの付きやすさが変わることはありませんが、キズは黒い車の方が目立ちます。

メタリックの入っていないソリッドブラック(単色)であればさらに目立つので傷の入りにくい高硬度のコーティング剤「セラミックコーティング」がおすすめです。

黒い車で、駐車環境が青空駐車(屋根無し保管)の場合は、高温時のイオンデポジットやウォータースポットが白い車に比べて発生しやすい(高温になりミネラル分の塗装への結合が起こり易い)ので「親水性ガラスコーティング」「ハイブリッドガラスコーティング」が適しています。

白い車やシルバーなどの淡色車であれば、駐車環境が青空駐車(屋根無し保管)であっても、濃色車に比べるとウォータースポットの発生は少ないので、コーティング剤の選択肢が極端に狭まることはありません。

月に1回ほどの定期的な洗車を行えるなら、防汚性と耐久性の高い「滑水性ガラスコーティング」も使用可能です。

車のメーカーごとの塗装品質の違い

車の塗装に使用される塗料の性能に大きな差はありませんが、各自動車メーカーごとに塗装工程に違いが見られ、塗装の仕上がり品質のクオリティに差があります。

また、同じメーカーでも車種によって特別な塗装工程を設けているモデルもあるので一概ではありません。

国産車では、レクサス、トヨタは塗装品質が高く、レクサス・トヨタ・日産からは常温復元性のある耐スクラッチ性クリア塗装が一部のモデルのボディ色に採用されています。

ホンダ車は塗装の硬度(密度)が低く、塗装が柔らかい傾向があります。

輸入車では欧州車(特にMercedes・Benz、BMWなどのドイツ車)は、製造国で品質の違いはありますが塗装硬度が高く国産車と比較してキズも入りにくい塗料(塗装)です。

キズの入りやすい塗装で濃色車の場合、高硬度のコーティングを選択するのがおすすめです。

また、現時点で出回っているプロ用コーティング剤は、塗装との密着性、追従性はどれも優れているものなので、コーティング剤と塗装の相性は特に考慮する必要はありません。

車の形、ボディパネルに使われている素材も考慮する

車の形状の違いも、コーティング剤を考慮する要素です。

1BOXSUVタイプの車などはルーフが長く平坦なため、撥水した水滴がそのまま蒸発してしまいイオンデポジットの原因になる場合があります。青空駐車下のボディ色の濃い1BOX車、SUV車の水染み対策は「親水性ガラスコーティング」がおすすめです。

手入れが届きにくく水染みが気になるパネルだけに親水加工を施し、それ以外を防汚性の高い別のコーティング剤を使うなど、「ルーフ」と「全体」で2種類のコーティング剤を使い分けたオーダーメイド施工(「複合型コーティング施工」)もおすすめです。

車のボディパネルに使われる素材は、アルミ樹脂が一般的ですが、キズや水染み、劣化の仕方が変わります。

例えばルーフのスポイラーやボンネットの塗装下地に樹脂が使われている車の場合、鉄やアルミに比べてイオンデポジットやウォ―タ―スポットが発生しやすく除去しにくいという特性があります。

洗車とメンテナンス方法

洗車やメンテナンス方法

洗車の頻度やメンテナンス方法でも、おすすめできるコーティング剤は変わってきます。

コーティング施工後はどのような洗車をするのか、メンテナンス頻度はどのようになるかをコーティングを施工する前に施工店に確認しておきましょう。

コーティング後はどれくらいの頻度で洗車するか?

どんなコーティングを選んでも、定期的な日常洗車が必要です。

もちろん車庫保管下やボディカバー保管していて雨の日に乗らなかったり、そもそも汚れていなければ、敢えて洗車をする必要はありませんが、青空駐車下で車をキレイに保つのであれば、濃色車なら2週に1回以上、淡色車なら月1回以上の洗車が望ましいです。

 

定期的な洗車ができず、屋根無し駐車環境にある車の場合は「親水性ガラスコーティング」「ポリマーコーティング」がおすすめです。

汚れたままの車を放置することのないように、洗車のタイミングも大事です。

特に1年の内で最も車がダメージを受ける2~5月の黄砂と花粉の時期に適切な洗車ができるかどうか、青空駐車下でキレイに保つ手入れができる自信のない方は耐薬品性の高い「ハイブリッドガラスコーティング」もおすすめです。

▼花粉の時期の洗車方法と解説はこちら▼

車の花粉染みの原因はペクチン?そのメカニズムと対策とは?

洗車の頻度と同じくらい大切な「洗車の精度」

普段の洗車は洗車機に入れるのか、自分で行うのか、行きつけのガソリンスタンドに頼むのか、日常洗車を誰が行うのかによってコーティング被膜のコンディションも変わってきます。

上手な洗車のコツは「手早さ」と「丁寧さ」という相反することの両立です。

「手早さ」「丁寧さ」のどちらも欠いたような洗車を毎週するよりも、タイミング良く月1回程度の上手な洗車をしている車の方が、良いコンディションを保てているケースも少なくありません。

特に気を付けたいのが、乾く前に水分を拭きとるということです。洗車という作業の中で、拭き上げをしっかり丁寧に行えるかというのが、単純ですが良い状態を保つ為の重要なポイントです。

また、ボディのコンディションで、特に洗車キズを気にされるオーナー様は傷の入りにくい高硬度の「セラミックコーティング」がおすすめです。

セルフメンテナンス?定期的なメンテナンス入庫?

どんなに素晴らしい性能のコーティングも地球上に酸素と水分が存在する限り劣化します。コーティング施工車をより良い状態で保つ為には、コーティングメンテナンスの実施が必須です。

「自分でメンテナンスしていきたい」という方は、施工されたコーティング専用のメンテナンス剤を使用したケミカルクリーニング、またオーバーコーティング剤を使用したメンテナンスを行って、ベースのコーティングの保護(延命)も可能です。

自分でセルフメンテナンスをしていく場合は、耐用年数の長い「ハイブリッドガラスコーティング」がおすすめです。

施工店にメンテナンスを依頼する場合は、上記のようなケミカルメンテナンスの他、ライトポリッシュ(磨き)を行って被膜のリフレッシュをするメニューがあるので、コーティング被膜についたイオンデポジットや洗車キズなどもリセットされコーティング施工直後の艶や光沢のあるキレイな状態に戻すことができます。

それぞれのコーティング剤やお客様ごとに、推奨されるメンテナンス周期をお伝えしています。

駐車環境やメンテナンス方法で選択肢は多岐にわたるので、コーティングを施工後にどのような管理をしていくのかを施工店に相談し、より良いコーティングプランを提案してもらいましょう。

撥水?親水?

撥水?親水?それぞれのメリットとデメリット

コーティング被膜の水の弾き方には、撥水性、親水性、滑水性、疎水性などたくさんの種類があります。それぞれの特徴を確認してみましょう。

コーティング剤の水の弾き方、撥水性・滑水性・疎水性・親水性とは?

「疎水性」とは、水との親和性が低く、水分子とまじりにくい性質のことです。(水を弾く)

「親水性」とは、水との親和性が高く、水分子と混ざりやすい性質のことです。(水を弾かない)

化学的な表現ですと、実はこのふたつしか存在しません。

「撥水性」や「滑水性」は、疎水性質をもつコーティングの水を弾く様子を表現した言葉です。

一般的に、カーコーティング業界では、【 親水 < 滑水(疎水) < 撥水 】という順で撥水性の強さ(接触角の高さ)を現しています。

「滑水性」と「疎水性」は施工店ごと、あるいはコーティングメーカーごとに捉え方に違いがありますが、「撥水性」の防汚性の高さと「親水性」の水染みのなりにくさを備えた接触角50~90度のもの、というのが一般的です。

カーコーティングの撥水・親水・疎水の接触角

「撥水性」コーティングの特徴は、接触角90度以上の撥水性を活かした防汚性の高さで、ボディが汚れにくいことが大きなメリットです。一方で水滴の内側に均一に掛かる張力で水分に含まれるミネラルが円状に堆積するので、撥水力が高いほど水染み(ウォータースポット)が発生しやすいというデメリットがあります。

「親水性」コーティングは、接触角が30度以下に設計されており、水滴は真円にならず、イオンデポジットやウォータースポットの発生を抑えることが出来ます。雨で汚れが流れるという自浄性能が謳われることがありますが、防汚性は撥水性と比較して低い傾向があります。

「滑水性」コーティングの特徴は、撥水性の防汚性の高さと親水性の耐イオンデポジット性を兼ね備えている点で、水滴の滑落角が小さく(滑落性が良い)、水染みが作られにくいという優位性があります。動的撥水性に優れた接触角80度前後のコーティング剤が該当します。

「疎水性」コーティングは、水分子と混じりにくい性質のコーティングのことですが、撥水性と親水性の中間の接触角のものを指します。水が膜になり引いていくような効果をもつ、接触角50~70度ほどで滑水性と比較して「ぬれが良い」ものを指すことが多いです。

水の接触角とイオンデポジットの関係性
水の弾き方とイオンデポジットの関係

接触角が大きい水滴は底辺が狭くなるのに対して、接触角が小さい水滴の底辺は広くなり、水分中の無機物質が一か所にまとまりにくいのでイオンデポジットの発生を抑え、ウォータースポット化するのを防ぐことができます。

イオンデポジットの付きにくいコーティング

イオンデポジットが付きにくいコーティングがあります。

水道水などに含まれるカルキやナトリウム、カルシウムなどが、イオンデポジットを発生させる主な原因です。

無機と無機は結合しやすい(共有結合)という性質があり、コーティングのガラス純度が高いほど無機汚れが固着しやすくなります。イオンデポジットやウォータースポットを防ぐには、耐久性を確保しつつ、ガラス純度を低く抑えて無機汚れの共有結合が起こりにくく設計されている、無機コーティングと有機コーティングの両方のメリットを併せ持つ「ハイブリッドガラスコーティング」や、水との接触角が低い「親水性ガラスコーティング」がおすすめです。

コーティングの性能と効果

車のコーティング剤ごとの性能と効果で選ぶ

塗装保護や美観の維持、洗車が楽になったり艶と光沢が増したりと、コーティング施工車にはたくさんのメリットがあります。カーコーティングは魔法ではないので全てにおいて完璧なコーティングはありませんが、「これだけは譲れない!」という性能や、コーティングに期待したい効果を条件にコーティング剤を選びましょう。

カーコーティングに期待したい効果

カーコーティングを施工すると、愛車に美しい艶と光沢が加わり、ボディがキズ付きにくくなったり、屋根無し保管環境での雨染み対策や塗装保護、洗車のしやすさや防汚性、長期間の耐久性など、ボディコーティングのメリットや期待できる効果は多岐にわたります。

ですが、カーコーティングを施工する目的は、「車をキレイに保ちたい」という根本にある一点に集約されるのではないでしょうか。

「耐久性が高い」と「キレイな状態が長持ち」は同じではない

一般的にコーティングの耐久性とは、被膜がどれくらい長持ちするかの尺度でコーティングの塗装保護性能を指します。一方で、車を美しく保つ性能を美観維持性能といいます。

この塗装保護性能と美観維持性能は同じ意味として混同してしまいがちですが全く違う要素です。

<参考>

  • ポリマーコーティング・・・・・・・約半年
  • フッ素コーティング・・・・・・・・約2年
  • ガラスコーティング・・・・・・・3~5年
  • セラミックコーティング・・・・・5~7年

長期間の耐久性(耐用年数)はとても魅力的ですが、美観維持性能を左右する車の環境や維持の仕方、車種やボディカラーなどを踏まえて、コーティング剤を選びましょう。

価格の高いコーティングが最良で最適なコーティングとは限らない

高ければより良い状態が保てるという訳ではなく、あくまでポイント①~④の内容を考慮した上で自車に合った最適なコーティング剤を選ぶことが大事です。

例えば、青空駐車の黒いボディ色の車に完全無機ガラスコーティングや高額なセラミックコーティングを施工して洗車を怠ってしまった場合、そのコーティングの堅牢さが裏目に出てウォータースポットが発生しやすくなります。

この場合は、ガラス純度を下げた「ハイブリッドガラスコーティング」の施工がより安く、より良いキレイな状態を維持することが出来ます。

車の「艶と光沢を最大限に出したい」という場合は、3~10層のコーティング被膜がレイヤー施工できる「セラミックコーティング」が艶と光沢にたいへん優れており、ボディの発色すら素晴らしく良くなるのでおすすめですが、費用を抑えたよりリーズナブルなものであれば「フッ素コーティング」も該当します。

2つのコーティングでどちらを選ぶかは、期待した効果と満足感が得られるコーティング選びましょう。

ほしい性能に特化したコーティングを選ぶ

■ 他の性能は二の次で、特にイオンデポジットやウォータースポットを防ぎたいのであれば「親水性ガラスコーティング/ECHELON CS-1」がおすすめです。

■ 耐久性と防汚性能に優れたコーティングを費用を抑えて施工したいのであれば「滑水性ガラスコーティング/ECHELON 1043 nano-fil」がおすすめです。

■ イオンデポジットやウォータースポットを防ぎつつ優れた防汚性能も欲しい、耐久性や美観維持性能など全ての性能にバランスの取れたコーティングを施工したい場合は、「ハイブリッドガラスコーティング/HI-MOHS COAT THE GLOW」、又は 「ハイブリッドガラスコーティング/MICRO FENCE」がおすすめです。

■ 特に艶感や光沢を重視したコーティング施工をしたい方や、ワックスのような重厚な仕上がりをお求めの方は、「フッ素コーティング/PERMA GAED」がおすすめです。

■ 優れた耐スリ性と防汚性、長期間の耐久性、艶と光沢に優れた高硬度のコーティングを施工したいのであれば「セラミックコーティング/KUBEBOND DIAMOND 9H」がおすすめです。

コーティングの選び方のまとめ

コーティング剤の選び方のまとめ

いかがだったでしょうか?

お車の環境や管理方法に合った最適なコーティング剤の見当をつけることが出来ましたか?

複数のコーティング剤の中から、たくさんの要素を踏まえて複合的に判断しなければならないので、どのコーティングが最適なのかわからなくなるのも無理はありません。

ただ、全てにおいてパーフェクトなコーティング剤などが存在しない事が、コーティング専門店が数種類のコーティング剤をラインナップする理由でもあります。

当店では、カーコーティング施工車へ定期的なメンテナンスの実施をおすすめしておりますが、初回の施工時にはお客様のお車に合った最適なコーティング剤をご提案しております。良いコンディションを長く保つことができて、お客様にお喜び頂くことを前提にコーティング剤選びのお手伝いやメンテナンス方法のアドバイスなどをさせていただきます。

15年以上の数多くのコーティング施工の知識と、それに伴ったコーティングメンテナンスの実績がありますので、お客様のご要望やお車の情報をいただければ、その経験を生かしたプロ目線でのご提案をさせていただきます。カーコーティングを自車に施工する目的「キレイに保ちたい」というオーナー様の願いを叶えるべく、これまでの実績や知識を踏まえて最適なカーコーティング選定のお付き合いさせていただきます。

どのコーティングが良いかわからない場合など、お気軽にご相談ください。

取り扱いコーティング一覧
セラミックコーティング「KUBEBOND/Diamond 9H」
ハイブリッドガラスコーティング / 「HI-MOHS COAT THE GLOW」
フッ素(PTFE)コーティング「PARMA GARD」
ハイブリッドガラスコーティング「MICRO FENCE」
滑水性ガラスコーティング / 「ECHELON1043nano-fil」
親水性ガラスコーティング / 「ECHELON CS-1」
ポリマーコーティング「HL-G POLIMER」

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