マセラティ・グランツーリズモ、ペルマガード施工/東京都町田市N様
2012/07/02
マセラティ・グランツーリズモ × ペルマガード
MASERATHI gran turrismo
PERMA GARD
東京都町田市のお客様よりマセラティ・グランツーリズモのボディーコーティングと断熱フィルム(フロント3面)、窓ガラスの純フッ素撥水加工のご依頼を頂きました。
スタイリングだけのカーボンファイバー追加ではなく、空力やサスペンション性能を向上させたMCスポーツライン。前後にMCストラダーレのエアロが装着されています。
最大トルクは490NmのV型8気筒エンジンは 4.7リッター DOHC、最高出力は323kW(440PS)。
フロント3面の断熱フィルムはカーフィルムの達人“ラップテックの志村さん”にお願いしました。
カーコーティング施工の要である細部洗浄をしっかりと行いマスキング完了です。早速ボディーの傷の確認を行い磨きに入ります。
エンブレムやオーナメントもしっかり養生。
<研磨前>
全体的に傷は少なめですが処々にある鋭く深い傷も丁寧な磨きで除去していきます。
イタリア車は塗装の質に独特の柔軟さがある為、非常にデリケートな磨きが必要です。メタリック粒子の色がとても美しくお洒落でした。
低反発バフにRUPESのダブルアクションポリッシャーを組み合わせて少しずつ塗装の平滑化を図ります。シングルポリッシャーに比べ研磨力に劣りますが塗装に無理なストレスを掛けることない研磨が可能です。
今回、傷よりも厄介だったのがフラットな上部パネルに広がるイオンデポジット(強固な雨染み)は通常よりも深い研磨が必要ですが無理な重研磨は厳禁。最小限の研磨で最大限の効果を引き出します。
リアクォーターのトップも水が停滞しやすく染みがデポジット化しやすい形状。
幅の狭い部分のデポジット除去は技術的に簡単ではない作業ですが新車時に掛けてあったコーティングが項を奏したのか、幸いにもデポジットを根こそぎ除去できました。
トランクパネルのデポジットもスクラッチ傷と共に完全除去され塗装の質感が向上している事が画像でも確認できます。
こちらはルーフのイオンデポジット。”再生と破壊”は紙一重。
同じブラックの塗装色であってもソリッドでは目立ちやすい傷は、3コートメタリックでは目立ちにくくなるものです。画像でもわかり辛いですね。
当店ではカラーによって工程を変更することはありませんので傷や劣化が目立ちにくいからといって安易な施工で簡単に仕上げたり、逆に仕上げが大変なソリッドブラックだからという理由で追加料金を頂くことも致しません。
全てのボディカラーに対して同工程の ”均一且つ平滑な研磨”を実施し最高水準の仕上がりを追及致します。
超微粒子のコンパウンドによる仕上げの研磨で、目視できないレベルのバフ目(磨き傷)を更に落とし込み艶感と光沢を向上させます。
脱脂・ブロアを終えて下地処理が完了。硬質感が増し細部まで作り込まれた最良の塗装コンディション。一言で黒といえど微細かつ均一なメタリック粒子とフォルムが車格にマッチしてあふれ出る高級感があります。
ペルマガード施工開始です。
ペルマガードコーティング施工の最大の利点は、日常メンテナンスを正しく行う事で雨染みがイオンデポジット化しづらい事です。
また、施工されたお客様がよく口にされるのが、「微撥水だけど洗車のしやすさが格段に素晴らしい」との事。ガラスコーティングには防汚性に優れたモノが多いのですが、イオンデポジットを効果的に防ぐことが出来ないのが課題でもあります。
唯一無二の漆のような深い艶
24時間の常温硬化ブランクを置いてオーナー様へお渡しとなります
“ディテールワークス”の名に恥じない細部への抜かりないこだわりが生む極上の仕上がりです。
微撥水性の被膜は防汚性に優れ、あらゆる外的要因からボディーを保護します
雨染みに悩んでいる濃色車にお乗りの方は一度試されてはいかがでしょうか。その艶と保護性能に必ず納得して頂けると思います。
全工程が完了。国産車、イタリア車やドイツ車、それぞれの国に各メーカーが存在し使用する塗料の質も様々で、さらに中古車であればオーナー様の保管状況や手入れの仕方で塗装の状態は十車十色です。膜厚計や各種の照明機具で目測し目安としますが、最後に頼れるのは経験と勘です。「どのように施工すれば美しく仕上がるか」「如何に仕上げればお客様に喜んでもらえるか」云わば1台1台をオーダーメイドのように作り上げる事が求められているサービスだと思い日々取り組んでおります。
この度はカーコーティング専門店ディテールワークスへご依頼頂き誠にありがとうございました。メンテナンス等、今後ともお力になれる事がございましたら幸いです。
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■マセラティ・グラントゥーリズモの概要
開発は当時同社の最量販車種であった5代目クアトロポルテをベースに進められた。 4シーターを持つクーペであり、同社の“クーペ”及び“グランスポーツ”の実質的な後継にあたる。 まず2007年3月のジュネーヴ・モーターショーにて、“グラントゥーリズモ”が基本グレードとして発表され、以降順次ラインナップが拡大された。 2009年9月にはピニンファリーナによるデザインのオープンモデルとして、同車の屋根をソフトトップに変えた“マセラティ・グランカブリオ”が発表された。 基本コンポーネンツはクアトロポルテをベースとしているが、外観デザインは、2005年のジュネーヴ・モーターショーにて発表された同社のコンセプトカー“バードケージ 75th”をモチーフにし、フロントからキャビンまでの距離が長くとられ、古典的でありながらもスポーティーなプロポーションを持つ。ホイールベースに関しては当然“クアトロポルテ”からは短縮されてはいるものの、先代の“クーペ”からはおよそ300mmも延長され、大人4人が快適に過ごせる空間は充分確保されており、車体の名前の通り、グランドツアラーとしての要素を満たしている。一方でその名前から連想されるよりも実際の運動性能は高く、各批評媒体でも“スポーティーカー”ではなく、“スポーツカー”として評価されている。 前後重量配分はほぼ前後等配分とされ、スポーツカーとして理想的な値を有している。エンジン、及びトランスミッションは、それぞれ2種類ずつ用意され、その組み合わせはグレードによって異なる。エンジンは両方ともV型8気筒DOHCで、排気量4.2L(4,244cc、405PS/7,100rpm、47.0kgm/4,750rpm)と、排気量4.7L(4,744cc、440PS/7,000rpm、50.0kgm/4,750rpm)の2本立てである。なお、ヘッドカバーの色が、4.2Lは青、4.7Lは赤に塗り分けられ差別化が図られている。トランスミッションは、通常の6速ATモデルと、“MCシフト”と名付けられた6速セミATの2本立で、その変速機の搭載位置はモデルによって異なる。ATモデルではエンジン直後に搭載され、それにより車重の前後重量配分は前49対後51であるが、セミATモデルではリヤアクスル直前に搭載されるトランスアクスル方式を採用し、前後重量配分は前47対後53とされている。この搭載位置の違いが駆動輪の接地性に影響を与え、それぞれのグレードのキャラクター付=差別化に活用されている。AT、セミATによるトランスミッションの搭載位置の違いは、マイナーチェンジ前の同社5代目“クアトロポルテ”で行われた手法と同様である。
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