カプチーノ ガラスコーティング(ECHELON nano-fil)東京都町田市
2012/07/21
カプチーノのガラスコーティング施工例
今回は中古車販売店さんからのご依頼でした。
写真でも解りますかね。何か不自然に感じませんか?
実は、クリアの下に消えない傷が埋まっているのです。
数年前に全塗装を行い、その後にクリア塗装を3度重ねています。
要は傷をクリアで埋めようとした結果、下地処理不良か脱脂不良、若しくはキズの溝へ有機質が入り劣化して浮かび上がった状態。
問題なのは傷の上にクリア、クリアの上に傷が乗り、酸化層とクリア層のミルフィーユ状態を作り出している事です。
パネル毎に膜厚を計測しながら、できる範囲内でクリアの内側の傷を、部分的に強弱をつけながら丁寧に研磨して除去していく他に方法はありません。
さらに強弱を付けた時のムラは、数工程を余分に重ねて平滑化していきます。
クリアの厚さを考慮しながら、慎重さだけを重視して作業に取り掛かります。
下地処理研磨、ガラスコーティング完了。
ヘッドライトの黄ばみもペーパー処理。
磨きムラ、オーロラ傷は皆無です。
FRの軽自動車の枠では、充実のスポーツ性能を搭載したスズキのフラッグシップモデル。
マニアの方も非常にに多い車で価格も年々高騰しています。
エンジンルームや室内は販売店さんの方で、ほぼ完璧にレストアされ、正真正銘の極上車の完成です。
色々な物事に当てはまる事ですが、下準備は作業そのものより重要になる場合が多いですよね。
必然的に、時間をより多く割く大変な仕事であるべきなのです。
他店で断られてしまった車でもお任せ下さい。
この度は車磨き専門店ディテールワークスへご依頼頂きありがとうございました。