メルセデスベンツS63(AMG)、ガラスコーティング施工例/東京都町田市N様
2016/01/13
メルセデスベンツ × エシュロンナノフィル
Mercedes Benz
ECHELON1043nano-fil[POLISH LEVEL:3]
メルセデスベンツS63(AMG)、東京都町田市のお客様よりガラスコーティング施工のご依頼頂きました。(オプション施工:硬化型ホイールコーティング・窓ガラス純フッ素撥水加工・ウインドーモール研磨コーティング)
塗装状態は決して良くありませんが膜厚もしっかりしておりますのでSベンツの塗装であれば十分に美しく磨き上げることができそうです。
シリカスケールの付着状況を見ると、磨きの前に徹底的な洗浄が必要な様です。
1パーツずつ細部から攻めていきましょう。
手磨きでは歯が立たず、機械磨きにて可能な限り美しく仕上げました。
炭素粒子(すす)の酷い固着もボディーコーティング施工車の標準施工のマフラー磨きでこの通り輝きを取り戻しました。樹脂部分には洗浄後に未塗装樹脂専用コート剤を塗布。こちらは黒さが戻りました。
ウインドーメッキ(アルマイト)モールの白化は輸入車オーナー様に多いお悩みの一つです。アルカリ錆は特殊研磨剤とオービダルサンダーで丁寧に根こそぎ落としていきます。
<BEFORE>
<AFTER>
ステンレスメッキではなくアルマイト加工された輸入車のモールを美しく保つ為には何かしらの対策が必要です。当店では研磨処理後にメッキモール専用コーティング、またはプロテクションフィルム施工を行っています。
ウインドーモール研磨後のアルマイトモールにプロテクションフィルムを施工することで、物理的に外的劣化要因を遮断し半永久的な美観維持が可能なので大変おすすめのメニューです。
ボンネットのエアアウトレットは綿棒を使用して酸性シリカ除去剤やコンパウンドの手磨きで一つ一つ丁寧に仕上げております。
メッキエンブレムに付着した白錆の除去、周辺もしっかりお手入れさせて頂きます。
酸化して錆び始めたオーナメントも美しく。
アウタードアハンドルの縁やドアカップ部の傷も可能な限り除去。
汚れが溜まるとどうしても古く見えてしまうハニカムグリルも一つ一つ丁寧に抜かりなく洗浄、コーティングを塗布し黒さを取り戻しました。
全ての下地処理、鉄粉除去→ピッチ・タール除去を終えゴム類や樹脂、ガラスなどをマスキング。
初期研磨~中研ぎまで。研磨過程では、いわゆるバフ目というもので、少しずつ塗装を削る際に微細な傷が残ります。その傷を人間の目には見ることが出来ないマクロのレベルまで落とし込んでいくのが磨き屋の仕事です。下の3枚の画像で説明します。
<BEFORE>
酸化被膜と無数のスクラッチ、イオンデポジットも深そうですが肌目を追いながら少しずつ研磨していきます
↓
中研ぎ終了。殆どの傷を追い込めましたので、最終研磨で磨き傷(バフ目)を取り除きます。
↓
バフ目自体はこの画像では確認できませんでしたが、バフ目による白濁が無くなり照明の輪郭がスッキリと映りこみます。
板金後や付け焼刃の研磨でオーロラの様なウネウネとした磨き傷が残ることがありますがあれも同じくバフマーク(磨き傷)です。
研磨カスが写ってますね、失礼しました。
デポジットの多かったトランクパネルも研磨終了。マスキングを剥がして脱脂洗浄を行います。
1回の施工で最低2回の洗車を行いますのでヒンジ類の油汚れなども最適な洗浄剤を見極め2回の洗車でしっかり除去します。
下地処理完成。施工は滑水性ガラスコーティング「ECHELON1043nano-fil」
窓ガラスの純フッ素撥水加工(全6面)の施工も硬化安定待ちです。
車内も簡易クリーニング致します。ホイールベースが拡大したことで後席の広さはさすがのV221(AMGロング)です。
ボタン類が少なくすっきりとエレガントな印象のコンソール。
白基調のコントラストが綺麗ですね。
固着した錆が残りましたがアルミホイールも表側のみ硬化型ホイールコーティングを施工させて頂きました。
特徴的なオーバーフェンダーにもガラスの硬質感が生まれます。
滑水ガラスコーティングエシュロンNANO-FILは撥水性コーティングのデメリットであるレンズ形状による雨染みの焼き付けを大幅に軽減しております。
耐候性に優れ長期間ご愛車を“美しく”保護することに特化し、柔軟性のある被膜は塗装追従性が高く寒暖差の激しい日本の気候に合致したガラスコーティング剤といえます。
またメンテナンス等、機会がございましたら是非ご来店ください。
この度は東京都町田市のガラスコーティング専門店ディテールワークスへご依頼頂き誠にありがとうございました。
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