これは酷い!クレームレベルのカーコーティング施工車例/LEXUS RX450h/相模原市O様
2012/08/23
レクサスRX450h × ガラスコーティング施工
LEXUS RX450h ×
ECHELON 1043 nano-fil[POLISH LEVEL:3]
レクサスRX450hガラスコーティングの、神奈川県相模原市中央区のO様からのご依頼です。
お車のご納車がつい2週間前。
実は中古車販売店の下請けのコーティング施工業者が既にコーティングを施工済みとの事。
ですがこのボンネットの状態・・。
とてもこの2週間で荒れてしまったものだとは思えないコンディション。
傷取りもされていないし、下地処理も全く持って不十分で、塗装のどのパネルに触れてもコーティングがしっかりと効いている印象がありません。
コーティング施工価格は当店と同程度ですが仕上がりはあまりよろしくない、といいますかクレームレベルです。
さらにお客様に当店へお越し頂くきっかけとなったのがボンネットを中心に存在するこの無数の白い異物。
お客様曰く、ご購入を決めた時の実車には無かったモノらしいのです。
ボンネットですから確かに最初からあれば、直ぐに目に付く様なサイズの代物です。
お店へ問い合わせてみると「そんなもんですよ」と見てもいないのに、無責任な回答。
お客様にも確たる証拠が無いので泣き寝入りせざるを得ません。
初見で、おそらく飛び石跡の上から磨いてコンパウンドがそのキズに目詰まって目立ってしまっている状況かと思われました。
ただ、それが全てでもなかったようです。
状態がわかりやすいように洗浄をしてみます。
汚れを引きずらないように高圧洗浄で全体の汚れを飛ばしてから優しく洗車します。
傷や劣化跡、キズへのコンパウンドの目詰まりもたくさん。
ボンネットを中心に深い磨きを試みます。
相当な深さのあるダメージ、飛び石、クリア層下部に侵食したフン害、切り粉によるダメージの様なモノ、層内から湧きでているようなモノ。
傷の除去をして塗装コンディションは比較的良好になりましたが、粗目のコンパウンドバフ、耐水ペーパーで粗磨きしても全ては取り切れず、これ以上の磨きはクリア層に深刻な被害を及ぼしてしまうので、お客様にもご連絡して経過をご説明しこの後の施工のご相談を致しました。
――――――――――<中略>―――――――――――――――――――――――
かなりの時間を要してしまったフードの磨きは一旦置いて、
細部洗浄とホイールの洗浄を。
隈無くキレイに洗浄します。
マスキングを終えて下地処理の磨き工程に入ります。
お客様のご希望は、新しくコーティングを施工する事です。
施工済みコーティングを全てしっかり除去して、コーティング施工に適した塗装コンディションに整えていきます。
塗膜をリセットし、平滑にした塗装に再度ガラスコーティングを施工します。
均一に研磨後、さらに除去可能な傷を確認。磨きを進めます。
レクサスのクリア、セルフレストアリングコートは熱を利用した磨きがしにくいので通常よりもゆっくりと時間をかけて磨いていきます。
普段は見えない部分もしっかりお手入れ。
コンパウンドの拭き残しが無いように入念にチェック。
サイドシル、スカート裏の清掃にも抜かりはありません。
窓ガラスの雨染みも除去。
全て一通り終わったところで、
問題のボンネットの仕上げです。
お客様には大変申し訳なかったのですが、飛び石跡にコンパウンドが入り目立っていたのはそのまま残りました。
例えばこの状態が最初からだったとしても、今回の施工業者が「施工前に既に付いていたモノだ」と後になって主張するのは事なかれ主義もよいところです。
入庫時にはわからなかったものでも、洗車後や磨きの最中にわかる事は当店でもあります。
異変に気付いた時点で真っ先にお客様に伝えるべきです。
気を取り直してガラスコーティングの施工です。
深く美しいフェンダーのプレスライン。
ドイツ語で「Luxus」、贅沢を意味するレクサスのエンブレム。
レクサスのセルフレストアリングコートには、コーティング剤にも塗装の追従性の高いモノを選択するという配慮が必要です。
鉄粉除去、脱脂したアルミホイールは硬化型ホイール専用コーティング剤を使用し保護します。
劣化した樹脂パーツのクリーニングと保護(コーティング)も無料にて施工。
コーティング被膜は極々薄いものですが、そのガラス質の光沢で多少なりとも”それ”は目立たなくなります。
キレイに掃除したインナーサイドもガラスコーティングを施工します。
車内のバキューム清掃と除菌・抗菌処理。流石に上質な内装です。高級感の有るセンターコンソール部。
染みや汚れを除去したエンブレム類やメッキパーツもコーティング。ガラスコーティングの硬化ブランクを一晩置きます。
ガラスコーティング「ECHELON1043nano-fil」の接触硬化完了。
不具合や何か気になる事がございましたら何なりとお申し付けください。責任を持って対応させて頂きます。
この度は、車磨き・ボディーコーティング専門店ディテールワークスへ、ご愛車LEXUS RX450hのコーティング施工のご依頼を頂きありがとうございました。
■LEXUS RX450(4代目)の概要
レクサスRX450は、「高級セダンの乗り心地と快適性を兼ね備えたSUV」として開発され、1997年に発表された。「高級クロスオーバーSUV」という新たなジャンルを開拓した先駆的モデルであり、後に世界中のメーカーから数多くの追随モデルが発売されることとなった。また、2005年には高級クロスオーバーSUVとしては世界初となるハイブリッドモデルがラインナップに追加された。4代目は「レクサス」ブランドを体現するコアモデルの一つとして、「RXでありながら、RXを超えていく」をコンセプトに開発された。日本仕様のラインナップは、直列4気筒2.0Lターボを搭載する「RX200t」(2017年12月より「RX300」に改称)、V型6気筒3.5Lハイブリッドシステムを搭載する「RX450h」の2タイプで、エクステリアでは、スピンドルグリルの切り返し位置を高く置き、薄くシャープなアッパー部と分厚いロア部を対比させ、鋭さと力強さを両立。リヤは、フードから始まるサイドの立体の流れを、リヤコンビネーションランプ内側で切り返すスピンドル形状とし、ディフューザーなどのパーツと相まって力強いスタンスを表現した。また、右左折の際LEDランプが内側から外側へ流れるように光る「LEDシーケンシャルターンシグナルランプ」を採用した。
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