メルセデスベンツBクラス、ガラスコーティング施工例/神奈川県相模原市M様
2015/07/19
メルセデスベンツ B180 × エシュロン1043ナノフィル
Mercedes Benz-B180
ECHELON1043nano-fil 【POLISHLEVEL:2】
メルセデスベンツB180、神奈川県相模原市M様よりボディーのガラスコーティング(エシュロンナノフィルム)施工と窓ガラスの撥水加工、硬化型ホイールコーティング(表側のみ)のご依頼です。
2代目Bクラスでは大きな特徴だった2重フロア構造ではなくなり、初代に比べると不自然に感じる程ヒップポイントが低くなっていますが安定感がかなり向上しています。車高も65mm低くなり全高が1540mmに抑えられたのでほとんどの立体駐車場で問題ないはず 。
内装の質感も向上。ソフトパッドやエアダクトの凝ったデザインはメルセデスの特徴ですが、Bクラスにもウッドパネルが用意されているのは嬉しいポイントですね。
砂利の駐車場の為、どうしても車内に小石が入ってしまうそうです。最近はバッテリー式のハンディークリーナーも強力なものが出ていますので車載しておくと便利です。
BOSCH(ボッシュ) PAS 18LI
リチウムイオンバッテリーは取替えが効き連続使用で20分くらいは持ちます。集塵は言うまでも無く強力で吸込仕事率は21W、またHEPAフィルター搭載なので排気も綺麗です。長く使うのであればこういったものがお勧め。(¥17,384‐/価格.com date 2015.7.16)
さて、新古車ですので隅々までチェックを行い各種コーティング施工に適した徹底した下地処理作り、適宜必要な研磨を行います。まずは足回りと細部の洗浄から。
ホイールから出たブレーキダストがボディーへ飛んで付着しタール汚れを呼び込んでいます。
中性シャンプーは増粘剤と発泡剤を適度に含んだオリジナルイオン系シャンプーを使用しています。目に見えないミクロの汚れも分解して除去します。研磨前の下処理シャンプーにはこれが欠かせません。
ボディーフロントドア面に付着した鉄粉は恐らくブレーキディスク由来。これはシャンプーでは落とせないのでネンダー処理が必要です。
登録後間もない新古車なので塗装に深く突き刺さってはいませんが、表面で酸化しそれ自体が錆びています。
放っておくと塗装に錆を生む事も多々ありますので入念にトラップ粘土等で取り除きます。粘土は鉄粉の多さや塗装状態により選別しますが研磨剤を配合していないタイプの粘土であればボディーを傷つけずに処理が行えます。
ブロアー乾燥を終えて、樹脂パーツやメッキパーツ、ゴム類をマスキングします。
端部の磨きにマスキングは欠かせません。例え新車であってもフルマスキング施工を行います。
右側Cピラー。傷も凄いですがディーラーさんで磨かれたのでしょうか、所々でバフ傷と洗車傷が激しい、。
<研磨前>左側Cピラー。こちらは惜しい、極微細なバフ目が残ってしまっています。
<研磨後>
これが正しい研磨後の塗膜。ピラーは塗装自体が薄いので重研磨禁止です。
この磨きをボディー全体に入れていきます。まだ登録後間もないお車ですが、やはり相応の傷があります。淡色系の色の車は濃色車よりも傷なども見えにくいので塗装の状態の良し悪しは出荷時の新車センターにて見過ごされがちです。
新しいお車の場合は特に、一つの傷を深く追うことは当店でもしませんが均一に平滑に磨いていく事で塗装をより良い状態に導き、本来の艶や発色を引き出すことができます。
当店ではお車の色によって妥協することは致しませんので、淡色系のお車でも隅々まで丁寧且つ平滑に磨き上げます。
窓ガラスのシリカスケール(雨染み)を、極め細やかさと切削力のバランスの取れたフランス産セリウム研磨剤とオービダルサンダーを使用して除去中。
ウインドーコーティング剤のフッ素樹脂が定着しやすい状態へ下地を整えます。
脱脂洗浄後、ブロアー乾燥して各種コーティングの施工準備完了
全ての汚れ、ダスト、酸化被膜を除去し最善の下処理を行いました。過酷な条件化にあるホイールへ膜厚と耐久性に優れた硬化型ガラスコーティングを施工。
美しい状態だと映えるソリッドブラック色のアルミホイール。
汚れが目立ちやすく洗車ごとに傷も増えていくので硬化型のホイールコーティングの施工は英断です。
コーティング施工後は、放水だけでも驚くほど簡単にダストが流れ落ちますしディスクから発生する鉄粉が刺さり隅の方が茶色くなったりするのも防げるので新車時の施工は特にお勧めです。
窓ガラスの撥水加工には高純度の純フッ素撥水剤を使用しています。フッ素の利点はムラ無く簡単に重ね塗りが可能なこと。
当店の施工では2重に重ねて施工致しますが、お客様サイドでもカー用品店などで買える市販のフッ素配合のモノを使用してメンテナンスして頂く事でより長期間の撥水状態の維持が望めます。
ECHELON1043NANO-FIL(エシュロン1043ナノフィル)を施工。
従来の網目構造の中に「直鎖結合」を組み込むことで、高硬度且つ追従性に優れた性能を併せ持つ。
ボディコーティングとして、全く新しい構造「3Dネットワーク構造被膜」
被膜上の水滴は親水性と撥水性の中間にあたる接触角を成しボディーを流れます。
ガラスコーティングの水染みに対する脆弱さをこの“シミを防ぐ滑水性”で補い塗膜を強力に保護します。
「従来を凌駕する耐候性」はコーティングとして求められる最も重要な機能を実現。
十分な硬化ブランクを置いてオーナー様へお引渡しとなります。今回の様な新古車はもちろんの事、新車であっても細部まで「美」を追求させて頂き、隅々までご愛車に触れさせて頂きます。
実は今回のお車B180の左側ドアパネルのプレスラインの際にタッチアップが2箇所ありました。ご返車時にお客様にお尋ねした所、ご自身でもされておらず販売時にも何も聞いていなかったそうです。新古車が現状販売であるとはいえ、必ずお客様に確認して頂かなければならない事です。ソリッドのホワイト且つ、プレスライン下の小さなタッチペンなので気付かない可能性も高い事を踏まえての事かと余計に勘ぐってしまいます。
その後、ディーラーで責任を持って対応することが決まりましたが折角の新車への乗り換えですから、当たり前です。素敵なカーライフのスタートを切って頂く為、当店では「常にお客様目線」で施工に取り組まさせて頂いております。今後とも何かお役に立てることがございましたらご連絡くださいませ。
この度はカーコーティング専門店ディテールワークスへご依頼頂き誠にありがとうございました。
その後のコーティングメンテナンス施工など、またお声掛けいただけましたら幸いです。
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■メルセデスベンツBクラスの概要
2011年8月25日発表。ヨーロッパではフランクフルトモーターショーで発表され同年11月に発売されたメルセデスベンツBクラスのデザインは先代を踏襲しながらもCD値0.26を確保し従来までのサンドイッチ構造をやめ、新開発のMFAプラットフォームを採用したことで乗降のしやすさや室内空間の拡大に寄与している。ただし電気自動車仕様および燃料電池自動車仕様にはフロアパネル下部に専用スペースを設けることで対応するとしている。パワートレインは全車1.6L直噴ターボガソリンエンジン+7速DCTとなっており、10・15モード燃費においては先代に比べて約19%の燃費向上を実現。グレード体系は「B 180 BlueEFFICIENCY」と「B 180 BlueEFFICIENCY Sports」の2グレードが用意される。安全装備としてレーダーで警告してブレーキをアシストするCPA(コリジョンプリベンションアシスト)、運転者の支援システムとしてアテンションアシストを標準装備。トランスミッションは6速マニュアルトランスミッションの他に、自社開発の湿式多板クラッチ方式の7速デュアルクラッチトランスミッション(7G-DCT)を設定し、コラムカバー右側のレバーとステアリングのパドルシフトで操作を行う。駐車ブレーキはインストルメントパネル下部のスイッチによる電気式が採用され、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)も搭載する。日本仕様車は2012年4月25日に正式発表され、同日より販売を開始され、全車スポーツサスペンションを搭載し全高が1,540mm、最低地上高は105mmとなり、機械式駐車場への入庫が可能となった。
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