アルファロメオ・ジュリエッタベローチェのボディーコーティング施工例/神奈川県相模原市N様
2018/03/18
アルファロメオ・ジュリエッタ × 樹脂ハイブリッドコーティング施工
Alfa Romeo Giulietta –Veloce
MICRO FENCE[POLISH LEVEL:2+]
神奈川県相模原市のお客様よりアルファロメオ・ジュリエッタヴェローチェのボディーコーティング施工とヘッドライトプロテクションフィルム施工のご依頼を頂きました。ジュリエッタの最高級グレード “ヴェローチェ” はイタリア語で “早い” という意味。「アルファロメオ」「ジュリエッタ」「ヴェローチェ」、イタリア語は響きが色っぽくて良いですね。
まずは足回りの洗浄と細部洗浄、パネルの隅やマフラーエンド、ドアヒンジ等を各種のケミカルを使い分けて洗浄します。
試乗車をご購入されたのですが撥水力の高いガラスコーティングが残っているようです。
やはり、ルーフやボンネットを中心にイオンデポジットと、もれなくピンホールダメージが見受けられます。決して強いとは言えないアルファロメオの塗装ですので車に合った磨きやコーティング剤を選定することが、車をキレイに保つ上でとても大切です。
ヘッドライトの目頭もこの通り、雨染みがイオンデポジット化した状態がボディー全体に。
全ての下処理を終えて、ゴムモールやヘッドライト、樹脂などをフルマスキングします。
クリア塗装の厚さはおそらく他の欧州車と変わりませんが、塗装全体では130~150ミクロンの膜厚があります。アルファロメオやフィアット等のイタリア車は割りと厚めの塗装が噴かれていますが、クリア塗装は比較的柔らかくその耐久性は脆弱で、特に彩度の高いボディーカラーに関しては、色抜け(色あせ)に留意する必要があります。
ボディー全体に「LEVEL:2」の研磨処理を施しますが適宜に「LEVEL:3」の研磨も加えて仕上げます。
シルバーではなくグレーメタリックっぽい塗装の配色センスはさすがイタリア車です。
塗装のダメージから判断してしまえば「LEVEL:3」の研磨が妥当なところですが、あえて最低限の研磨処理で下地を整えていきます。
フェンダーもこの車に関してはオーバーポリッシングは禁物。ピンホールを残して粗方の傷を除去して磨ききる手前で留めておきます。また、ピンホールは人工の照明下(蛍光灯や水銀灯など)で目立って見えます。
フロントリップ部まで及ぶイオンデポジット、可能な限りリセットを行います。
同時にご依頼いただいたヘッドライトのプロテクションフィルムの施工。
端部をゴムスキージで決めていきます。
ヘッドライトへのプロテクションフィルム施工完了です。施工ジェルが抜けきり密着性が最大になるまでに1週間程を要します。
アルファロメオ・ジュリエッタベローチェのコーティング前の肌調整ボディー研磨が完了しました。
程よく増粘剤と発泡剤を含んだ脱脂洗浄剤でシャンプー後にブロアー乾燥して全ての下地処理が完了です。
ご選択頂いたボディーコーティング剤は硬化型樹脂ハイブリッドコーティング「MICRO FENCE(マイクロフェンス)」。
お客様自身でアルファロメオ・ジュリエッタベローチェのお手入れに酸性ケミカルを使用しているそうなので耐酸性の高いマイクロフェンスの施工が最適です。
酸化被膜が除去された研磨後のアルファレッドの光沢感。
ハニカムグリルの一つ一つも丁寧に手仕上げ致しました。
パネル際・裏・隙間まで抜かりなし。
限りある塗装を最大限に生かす下地処理と「樹脂製コーティングマイクロフェンス」の艶が織り成す輝きが素晴らしい。
新たにデザインが変更されたエンブレム、すっきりと洗練されたイメージになりました。
ご返車の際は生憎の雨となってしまいましたが、仕上がりには大変お喜び頂く事ができました。今回は、耐久性が高いとは言えないアルファロメオの塗装の膜厚を闇雲に削ることなく目立つダメージやスクラッチを除去し艶感の高いボディーに仕上げさせて頂きました。以後のお手入れやメンテナンス入庫などで美しさをキープするお手伝いをさせて頂ければ幸いです。全ての車を一筋の傷やダメージも無く研ぎ澄ます事は素晴らしいスキルですが、その車にとってどんな施工がベストなのかという事を明確に認識しながら1台1台を仕上げることこそが、手前共専門店が専門店たる所以であり、お客様に求められているスキルだと思っております。
この度は、カーコーティング専門店ディテールワークスへご依頼頂き誠にありがとうございました。今後ともコーティングメンテナンス等でお役立ていただければ幸いです。
以下、コーティングメンテナンスの内容を簡単にご説明いたします。
①「レギュラーメンテナンス」・・・・・コーティング被膜のケミカルクリーニングとオーバーコーティング(トップコート)の塗布。車庫保管車や比較的に状態の良好な車のメンテナンスに。【¥12,100(税込)/MSサイズ】
②「スマートメンテナンス」・・・・・車の状態に合わせて、コーティングの劣化した部分(主にルーフやフード)をライトポリッシュにて除去しベースコートを再コート、ドアパネル等の側面はケミカルクリーニング後にトップコートを塗布。屋根無し保管下のお車の1年メンテナンスにおすすめ。【¥29,150(税込)/MSサイズ】
③「フルメンテナンス」・・・・・車全体をケミカルクリーニング、コーティング被膜をライトポリッシュで除去しベースコートを再コートします。あまりお手入れできずにいたお車の全体リフレッシュに。【¥42,900(税込)/MSサイズ】
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■アルファロメオ・ジュリエッタ(3代目)の概要
2009年12月2日、アルファロメオ147の後継車両としてネーミングを復活させることを発表し、2010年のジュネーブショーでワールドプレミア後に5月よりイタリアで発売を開始した。 日本国内では2012年2月より発売開始し、当初は50台限定の「アルフィスティ」を除き、全車右ハンドルのみの設定だったが、同年8月に左ハンドル車も設定された。デザインは、かつてピニンファリーナに在籍していた現フィアットグループのデザインディレクター、ロレンツォ・ラマチョッティが統括するアルファスタイリングセンターの作品で、ボディサイズに関しては、全長4,351×全幅1,798×全高1,465㎜(日本仕様は4,350×1,800×1,460㎜) 、ホイールベース2,634㎜(日本仕様は2,635㎜)、トレッド1,554/1,554mm(日本仕様は1,555/1,555㎜)となっている。“コンパクト”と名づけられたジュリエッタのプラットフォームはまったく新たに開発されたもので、高剛性のシャシ、フロントの進化型マクファーソンストラット、リアのマルチリンクの各部にアルミを多用したサスペンション、デュアルピニオン式ギアボックスに電動パワーアシストを採用したステアリングなどによって高度な安全性を備え優れたロードホールディングと俊敏性に加えて快適さを実現している。このシャシは今後、フィアット、クライスラーグループのC、Dセグメントの車種に幅広く採用される予定となっており、クライスラー側の1番手としてダッジ・ダートが、北京モーターショーでは中国で生産されるフィアット・ビアッジオが発表されている。また、2013年に発表されたジープ・チェロキー(KL型)や2014年登場のクライスラー・200のベースとしても使用されている。トランスミッションは当初6速MTのみであったが、2011年6月にミトに続きアルファロメオ初の6速乾式デュアルクラッチオートマチック(アルファTCT)が設定された。ただし、搭載されるエンジンは、ガソリンの1.4マルチエアTB170PSとディーゼルエンジンの2.0リットル(2.0JTDM 170PS)に限られている。
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