ヒュンダイアイオニック５　×　２層式マット塗装専用コーティング
HYUNDAI IONIQ5
SHIRANUI MATT PRO［POLISH LEVEL : 0］

 

ヒュンダイ(ヒョンデ)の新型EV、アイオニック５の艶消し塗装車（塗装色：グラビティゴールドマット）のコーティング施工を東京都町田市S様よりご依頼いただきました。

発売当日に国内販売分が完売した世界的にも注目度の高いモデルです。
日本では基本的にディーラーを設けずWEB上での注文受付ですが、神奈川県横浜市に2022年7月に完成した「ヒョンデ カスタマー エクスペリエンス センター 横浜」においては試乗から商談、納車、整備までの全てが出来るそうです。

 

 

 

 

マット塗装車のコーティングや美観維持における難点は、磨くことができないという事。

洗車する際でもスポンジやウエスで強く塗装面をこすってしまうと艶が出てしまうので留意する必要があります。

画像のような飛び石跡やキズなどもポリッシングで取り除くことはできません。

 

 

 

 

光の反射を無くすための微細な凹凸のある特殊な塗装。ケミカルクリーニングでの下処理後の塗装面は疎水性を示します。

マット塗装は塗装面の表面積が大きくなるので、コーティングを施工し塗装の劣化や白亜化を抑制することができます。

 

 

 

 

ピアノブラックの通常の塗装面のみにしっかり磨きを入れて下地処理を行います。

 

 

 

 

モーター出力は58kWhバッテリー仕様では125kW/350Nmを、72.6kWh仕様では160kW/350Nmを発生、4WDモデルではトータル出力が225kW/605Nm。

BEVは重量の多くをバッテリーによって占め航続距離にも反映されますが、航続可能距離（WLTCモード）は58kWh仕様で498km、72.6kWh仕様で618km、72.6kWh仕様の4WDで577kmと長距離移動も楽々です。
 

リビングスペースをテーマにデザインされた車内は広々としていて、シート下のオットマンやデザイン、内装に活用したエコフレンドリー素材などもコンセプトに忠実で内外装のデザインに統一感があります。

 

柔らかく包み込むシートや内装素材も独特の良い質感。

 

ヒュンダイのEVで最大サイズとなる20インチの個性的なアルミホイール。

 

 

 

 

細部洗浄を終えて、鉄粉処理はトラップ粘土は使用せずに反応型のアイロンリムーバーを使用して鉄粉を除去します。（下地処理レベル “0” ）

 

マット塗装専用２層式コーティング「SIRANUI(不知火)」は、マット塗装車用に開発した耐久性の高い無機ガラスをベースに高濃度のシリコーンレジン被膜のトップコートを併せ持ちます。

「磨くことができない」ということが前提のマット塗装に於いては、汚れや水染みなどのコーティング上の汚染物質と施工したトップコートを、専用ケミカルで完全除去できることが美観維持に直結します。

 

 

艶消し塗装専用コーティング「ＳＩＲＡＮＵＩ」の耐用年数は５年。汚れやすくリカバリーの効かないマット塗装を無機ガラスのベースコートが長期間保護。

 

リヤに採用されたパラメトリックピクセルランプが、独創的でユニークなイメージとデザインアイデンティティを表現。

 

コーティング施工後も無駄に艶が出てしまうことなく、マット塗装の美しい質感はそのままに高耐久・高耐候性を実現。

 

硬化ブランクを置いてお客様へお渡しとなります。

 

 

 

 

 

 

コンセプトカーをそのまま市販化したようなおしゃれなデザイン。

屋根無し保管下となるそうですが、無垢のマット塗装に耐候性が付与され、防汚性・耐イオンデポジット性も高いので良いコンディションを保つことが出来ると思います。

フードやルーフなど、劣化が心配な部分へのマットプロテクションフィルム「XPEL/STELTH(ステルス)」の施工もお勧めです。

 

 

 

 

 

 

この度は、東京のカーコーティング専門店ディテールワークスへ、ヒュンダイ/アイオニック５のマット塗装コーティング施工のご依頼をいただき誠にありがとうございました。

今後も長くキレイな状態を維持する為に尽力させていただきますので、是非ともコーティングメンテナンス等でお役立てください。

 

 

 

 

 

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