PORSCHEカレラ 911(996)/硬化型樹脂ハイブリッドコーティングとホイールコーティング施工車例/東京都調布市O様
2021/12/21
ポルシェ911/カレラ996 × ボディコーティング&ホイールコーティング施工車例
PORSCHE 911(996) ×
MICRO FENCE[POLISH LEVEL : 1]
東京都調布市O様よりポルシェ911カレラ(996)のボディコーティング施工、ホイールコーティング(脱着表裏施工)、ウインドー撥水加工(全6面)のご依頼です。
前回、同車でヘッドライト磨きの仕上がりにご満足いただけて、今回ボディーコーティング施工のご依頼をいただくことができました。
ボディ色はシルバーなので、劣化やキズなどが目立ちにくいですがポルシェ996の年相応の塗装状態です。
まずは、ご依頼いただいた硬化型ホイールコーティングの下処理から始めます。
ジャッキアップしてホイールを外します。かなり疲れた印象の足回りからクリーニング&コーティングを施工します。
天下のポルシェの足回りですから、ブレーキダストの量もトップクラス。
アルカリと酸性ケミカルを使い分けてタイヤハウス内を洗浄。
ホイールを外した時にしかお手入れが出来ないキャリパーもしっかりクリーニング。
<BEFORE>
<AFTER>
タイヤハウス全体に飛び散った泥汚れとブレーキダストを除去。タイヤハウス内の樹脂パーツはクリーニング後にコーティングを施工します。
タイヤハウス内に樹脂専用コーティング剤で防汚対策。キャリパーコーティングの追加のご連絡をホイールコーティングが完了した時にいただいたのですが間に合わず、。ただ、画像の通り洗浄だけはしっかりしてありますのでまた次の機会にご依頼いただければ幸いです。
やりがいがありそうな、ホイール裏側に固着したブレーキダスト汚れ。
まずは洗剤で粗方の汚れを洗い流します。
ホイールに油汚れは付き物。適宜、アルカリ洗浄剤やアルコール、各種のリムーバーで除去します。
ブレーキパッドが削られて出てくるブレーキダストの他に、ブレーキディスクから出てくる鉄粉も非常に厄介な汚れ。反応型のリムーバーを繰り返し使用してリセットします。
リムーバーと合わせてトラップ粘土を使用し、鉄粉のザラザラを一つ一つ丁寧に除去します。
ホイールナットの穴もしっかりクリーニング。
さっぱりきれいに生まれ変わりました。
ポルシェ996の指定トルクでナットを締め付けて完成。接触硬化完了までは水が掛からない様にタイヤカバーで養生します。
ホイールコーティングのサービス詳細と料金はこちら→「硬化型ホイールコーティング」
続いて細部洗浄とボディーの洗車。
給油口の汚れもしっかりお手入れ。
どんな場合でも、洗車後の拭き上げは徹底して行います。
下地処理レベル3の磨きでは、研磨粉が至る所に飛ぶので窓ガラスもマスカーを使用してマスキング。
996の塗装全体にLEVEL:3の深めの研磨。酸化した塗装を除去し肌目を整えやすい均一なポリッシングを。
超微粒子コンパウンドでバフ目消しと肌目の最終調整。
ナンバーステーも外して裏側までスッキリ。
細部はRUPES社のマイクロポリッシャーで仕上げます。
<BEFORE>
<AFTER>
どういう訳か、投光器の光源が長く伸びてしまってますが拭きムラではありません。<BEFORE>と比較して塗装の黄ばみが取れて一皮剥けた感じが画像から伝わります。
同時にご依頼の、窓ガラスの撥水加工の下地処理は酸化セリウムで固着したウロコなどをひとつひとつ丁寧に除去します。
サイドガラスの磨き。
全体をオービダルサンダーで均一に磨き、撥水剤であるフッ素が定着しやすい下地へ最適化します。
車内はバキューム清掃と水拭きで簡易清掃します。
脱脂とシャンプー。各所の磨き粉などの流し忘れが無いように点検しながらしっかり洗い流します。
ポルシェは水切れが良い車なのでブロアーでの水分飛ばしもスムーズです。
2液性の撥水剤の塗りこみ。10分~放置してIPA(イソプロピルアルコール)を主剤とした仕上げ材で余剰分を拭き上げて仕上げます。
別途ご依頼いただいたカウルトップのコーティングはボディ用コーティング剤を流用せず、樹脂専用コーティング剤を使用しています。
ボディコーティング完了です。
前回のご入庫時にご依頼いただいたヘッドライト磨きに続き、足回り~ボディ全体~窓ガラスまで外装をフルできれいにさせて頂きました。
きれいになったポルシェ996の仕上がりに大変お喜び頂き、愛着もさらに増されたと思います。まだまだ現役で走れるお車ですのでまた今後もお役に立てることがございましたらお気軽に何なりとお申し付けください。この度は、東京のカーコーティング専門店ディテールワークスへポルシェ996の各種ボディコーティング施工のご依頼をいただき誠にありがとうございました。
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■ポルシェ・911カレラ(996後期型/5代目)の概要
1997年、30年以上に及ぶマイナーチェンジを繰り返してきた911が、車体・エンジンともに全面的な新設計となる初めてのフルモデルチェンジを行った。996型が発表された時に、それまでトレードマーク的存在の1つとされていた空冷エンジンが、欧州をはじめとする世界的な環境問題への対処を主な目的として水冷化されたことに最大の注目を集めた。
2002年にマイナーチェンジが行われ発売された996後期モデルでは、前期モデルで不評だったヘッドランプのデザインが、911ターボと同形状に変更された。前後バンパーについても空力特性を改善すべく微細なデザイン変更が実施された。フロントのトレッド幅は10mm拡大され、これに伴いフロントフェンダーも15mm拡大され、カブリオレのリアウィンドウがガラスを採用。ラジエーターのエアダクト形状を変更したことにより、ラジエーターを通過するエア量が15 %増加、増大したパワーに対応して6速MTが3ベアリングにグレードアップし、カレラ用の5速ティプトロニックSもメルセデス・ベンツ製に変更された。シャシーはフロアとルーフ中心に補強され、前期モデルより捻り剛性および曲げ剛性で25 %向上したが、重量は25 kg増加した。形式はGF-99603、ターボはGF-99664。
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