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東京都町田市図師町994
営業時間 / 10:00~20:00 定休日 / 不定休
プロお勧めの洗車方法
当店推奨の基本的な洗車方法についてお伝えします。
適切な洗車方法は洗車環境によって変わりますが、ここでは、ご自宅の流水(シャワー等)で屋根ナシ、2週間に1回の洗車という設定条件でのお勧めの洗車方法です。
基本に忠実な洗車方法で、スクラッチ(傷)を極限まで減らす事が出来ると思いますので是非、実践してみてください。
まずは、「炎天下」は避けてください。炎天下でなくともボディーが熱を持った状態で洗車すると、特に濃色車は水分の乾燥が急速に速まり水染みができやすくなります。走行した直後など、どうしても洗車しなければならない場合は洗車前に大量の流水で荒熱を取ってから洗車してください。
「風の強いの日」も洗車をお勧めしません。洗車後のボディー上の水分に、舞いあがった砂埃が多く付着してしまう可能性が高くなります。砂埃の乗った状態で拭き上げを行えば砂埃を引きずってボディーに傷が付いてしまいます。
お勧めの洗車日和は「風の弱い曇りの日」です。炎天下が続く夏の洗車は夕方や早朝に洗車するようにしましょう。
シャンプーは基本的には中性のものを使っていただくと良いでしょう。食器用の洗剤は数回の使用では特に影響は無いと思いますが、使い続けると樹脂パーツ等の油分が抜けて白くくすんでしまったり、車用のシャンプーに不可欠な防錆剤も含んでいないので錆の誘発を招く事もあります。シャンプー洗車において一番お伝えしたいのは、シャンプーは規定量よりも極薄めで使う事です。泡立つ程のシャンプーを使っての洗車は気持ちが良いですが、すすぎが不十分になる事が多く、残留成分が塗装へ悪影響を与えてしまいます。シャンプーにはスポンジを滑らせる為の増粘剤が入っていますが、少量でも十分に潤滑剤としての機能を果たします。
ボディーを洗うものには、スポンジ、ムートングローブ、タオル洗車等ありますが、お勧めはスポンジです。
高価なものではなくて良いので、柔らかく多孔質なものを選んで定期的に交換するのが良いと思います。
ムートングローブも素晴らしく使いやすいものが多いですが、汚れたものを長く使ってしまうとそれ自体でボディーを傷つける可能性があります。機能性や使用感は申し分ないと思いますので、どうしてもこだわりのある場合は定期的に交換できる価格帯の物を選ぶのがお勧めです。
拭き上げクロスは、マイクロファイバークロスがお勧めです。ボディーの拭き上げ用、ドアヒンジ等の汚れた部分専用のクロスなど、複数枚を用意するのが良いでしょう。
セーム革は給水力が高くワイピング性能の素晴らしいものが多いのですが、屋外での洗車を前提とすると、塗れたボディーに付着したチリやホコリをそのまま引きずってしまうリスクが高いです。その点マイクロ不ファイバークロスは、チリやホコリを毛足の中に取り込んでくれますので無駄にスクラッチ(洗車傷)を増やしてしまう心配もありません。
洗う順番はどこからでも構いませんが、お勧めは最も汚れているボディーの足回りから洗う方法です。
足回りの洗浄が終わったら、流水または高圧洗浄機でボディーに乗った汚れや砂埃を極力水圧で落としてください。
洗車で重要なのは足回り、ルーフ、フロント、リアなどパートを分けて洗う事です。
各パート毎に、シャンプーし終わったらシャンプーが残留しないように上から下へ大量の水をかけてしっかりすすぎを行います。
特に染みになりやすいルーフやボンネットは、すすいだ後の水分が乾かないうちに「洗い」から「拭き上げ」まで直ぐに行える事がベストです。
丁寧に洗うことも大切ですが、砂埃の付着や水分の乾きなどを考慮すると手早く仕上げる事も重要です。
ボディーサイズの大きな車などを1人で洗車する場合は、丸々1台を仕上げる時間が掛かり過ぎてしまうことが多いので、前半にルーフとボンネットと窓ガラスを洗いから拭き上げまで先に仕上げてしまい、後半に下部を洗う方法がお勧めです。
シャンプー洗車中の洗車傷を気にする方が多いですが、実際は洗車傷は拭き上げで付いてしまうものがほとんどで「洗い」の最中に付く傷は比較的少ないです。
洗車前に十分な水量で汚れや砂埃を落とし、過度な面圧を加えずに優しく洗えば、スポンジでボディーに深い傷を付けてしまうことはほとんどありません。
拭き上げの基本は「上から手早く」です。
セーム革や人工セーム等は水分の吸収力の優れた製品もたくさん市販されておりますが、やはりお勧めはマイクロファイバークロスです。
屋外洗車で最も気をつけなければいけないのは先にも述べました「砂埃の引きずり」による洗車傷です。
マイクロファイバークロスは吸水性だけは若干セーム等に劣るかもしれませんが、汚れの吸着力に優れ、砂埃を引きずることなく毛足の中に取り込んでくれるのでスクラッチが入りにくいです。
ちなみに、一般的にマイクロファイバークロスの毛足が長く出てふわふわしている面が裏面で、ループ状に短くなっている面が表です。
適度な面圧でマイクロファイバークロスの表面を使ってボディーを優しく手早く拭き上げてください。
20/12/27
20/12/04
20/10/22
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当店推奨の基本的な洗車方法についてお伝えします。
適切な洗車方法は洗車環境によって変わりますが、ここでは、ご自宅の流水(シャワー等)で屋根ナシ、2週間に1回の洗車という設定条件でのお勧めの洗車方法です。
基本に忠実な洗車方法で、スクラッチ(傷)を極限まで減らす事が出来ると思いますので是非、実践してみてください。
①天候を選んで洗車する
まずは、「炎天下」は避けてください。炎天下でなくともボディーが熱を持った状態で洗車すると、特に濃色車は水分の乾燥が急速に速まり水染みができやすくなります。走行した直後など、どうしても洗車しなければならない場合は洗車前に大量の流水で荒熱を取ってから洗車してください。
「風の強いの日」も洗車をお勧めしません。洗車後のボディー上の水分に、舞いあがった砂埃が多く付着してしまう可能性が高くなります。砂埃の乗った状態で拭き上げを行えば砂埃を引きずってボディーに傷が付いてしまいます。
お勧めの洗車日和は「風の弱い曇りの日」です。炎天下が続く夏の洗車は夕方や早朝に洗車するようにしましょう。
②使用する道具の準備
シャンプーは基本的には中性のものを使っていただくと良いでしょう。食器用の洗剤は数回の使用では特に影響は無いと思いますが、使い続けると樹脂パーツ等の油分が抜けて白くくすんでしまったり、車用のシャンプーに不可欠な防錆剤も含んでいないので錆の誘発を招く事もあります。シャンプー洗車において一番お伝えしたいのは、シャンプーは規定量よりも極薄めで使う事です。泡立つ程のシャンプーを使っての洗車は気持ちが良いですが、すすぎが不十分になる事が多く、残留成分が塗装へ悪影響を与えてしまいます。シャンプーにはスポンジを滑らせる為の増粘剤が入っていますが、少量でも十分に潤滑剤としての機能を果たします。
ボディーを洗うものには、スポンジ、ムートングローブ、タオル洗車等ありますが、お勧めはスポンジです。
高価なものではなくて良いので、柔らかく多孔質なものを選んで定期的に交換するのが良いと思います。
ムートングローブも素晴らしく使いやすいものが多いですが、汚れたものを長く使ってしまうとそれ自体でボディーを傷つける可能性があります。機能性や使用感は申し分ないと思いますので、どうしてもこだわりのある場合は定期的に交換できる価格帯の物を選ぶのがお勧めです。
おすすめする洗車用品
拭き上げクロスは、マイクロファイバークロスがお勧めです。ボディーの拭き上げ用、ドアヒンジ等の汚れた部分専用のクロスなど、複数枚を用意するのが良いでしょう。
セーム革は給水力が高くワイピング性能の素晴らしいものが多いのですが、屋外での洗車を前提とすると、塗れたボディーに付着したチリやホコリをそのまま引きずってしまうリスクが高いです。その点マイクロ不ファイバークロスは、チリやホコリを毛足の中に取り込んでくれますので無駄にスクラッチ(洗車傷)を増やしてしまう心配もありません。
③細かくパートを分けて優しく洗う
洗う順番はどこからでも構いませんが、お勧めは最も汚れているボディーの足回りから洗う方法です。
足回りの洗浄が終わったら、流水または高圧洗浄機でボディーに乗った汚れや砂埃を極力水圧で落としてください。
洗車で重要なのは足回り、ルーフ、フロント、リアなどパートを分けて洗う事です。
各パート毎に、シャンプーし終わったらシャンプーが残留しないように上から下へ大量の水をかけてしっかりすすぎを行います。
特に染みになりやすいルーフやボンネットは、すすいだ後の水分が乾かないうちに「洗い」から「拭き上げ」まで直ぐに行える事がベストです。
丁寧に洗うことも大切ですが、砂埃の付着や水分の乾きなどを考慮すると手早く仕上げる事も重要です。
ボディーサイズの大きな車などを1人で洗車する場合は、丸々1台を仕上げる時間が掛かり過ぎてしまうことが多いので、前半にルーフとボンネットと窓ガラスを洗いから拭き上げまで先に仕上げてしまい、後半に下部を洗う方法がお勧めです。
シャンプー洗車中の洗車傷を気にする方が多いですが、実際は洗車傷は拭き上げで付いてしまうものがほとんどで「洗い」の最中に付く傷は比較的少ないです。
洗車前に十分な水量で汚れや砂埃を落とし、過度な面圧を加えずに優しく洗えば、スポンジでボディーに深い傷を付けてしまうことはほとんどありません。
④拭き上げ方
拭き上げの基本は「上から手早く」です。
セーム革や人工セーム等は水分の吸収力の優れた製品もたくさん市販されておりますが、やはりお勧めはマイクロファイバークロスです。
屋外洗車で最も気をつけなければいけないのは先にも述べました「砂埃の引きずり」による洗車傷です。
マイクロファイバークロスは吸水性だけは若干セーム等に劣るかもしれませんが、汚れの吸着力に優れ、砂埃を引きずることなく毛足の中に取り込んでくれるのでスクラッチが入りにくいです。
ちなみに、一般的にマイクロファイバークロスの毛足が長く出てふわふわしている面が裏面で、ループ状に短くなっている面が表です。
適度な面圧でマイクロファイバークロスの表面を使ってボディーを優しく手早く拭き上げてください。