走ることへのこだわりをもつというイメージのBMWではありますが、自己修復機能や厳しい塗装審査基準など塗装へのこだわりも強い輸入車メーカーです。BMWとともに長い歴史を歩むBMW純正コーティング「イノベクションコートプラス」に関しての考察やガラスコーティングとの比較など、プロディテーラーの見地で詳しく解説いたします。

BMWの塗装へのこだわり
BMWの塗装品質は、ドイツ車ならではの高い塗装硬度と膜厚があり、とても高品質な塗装です。また、BMWグループは業界に先駆けて鈑金塗装工場に対する独自の審査認証基準を設け、鈑金や塗装、サービスなどの技術力やクオリティを向上させてきた経緯があるため、塗装に対するこだわりの強い輸入車メーカーです。BMWの塗装は自己修復機能をもち、新車で購入する場合は、イノベクションコートプラスというBMW純正のディーラーコーティングをおすすめされる場合が多いです。
BMWの塗装自己修復機能
BMWの塗装には、クリア層に自己修復機能を持った塗装が施されています。トヨタの「セルフリストアリングコート」や、日産の「スクラッチシールド」などの一部高級車種で採用されている塗装技術と同等ですが、BMWの場合は国産車よりも高硬度な塗装の為、耐スクラッチ性もより高いものとなっております。このBMWの自己修復機能を持った塗装は、どんな傷でも自己修復してくれるわけではなく、極めて浅いような目視できない程度の傷を修復してくれる機能により、マイクロスクラッチによる色褪せや美観維持に効果を発揮します。
塗装密度の高い新車の内は塗装の自己修復性能が高く保たれますが、塗装密度が低くなってくると(太陽光の当たる屋外保管下でおおよそ3年程)でその機能性は少しづつ低下する傾向があります。
BMWの純正コート「イノベクションコーティングプラス」とは
BMWが数あるコーティング剤の中から採用したBMW純正のフッ素ポリマーコーティング剤で、全国のBMW正規ディーラーで施工されています。イノベクションコーティングは、ヨーロッパで開発され、ヨット等の船舶やプライベートジェット機などの塗装面保護に採用される実績のあるコーティング剤で、独自のリアクティブポリマー技術によって弾力性を持つ4~7ミクロンの厚いフッ素フィルム保護層を形成します。紫外線や赤外線による塗装の酸化や艶引け、海水、鉄粉、または悪天候などから塗装面を保護します。

無機/有機ハイブリッドへと進化
BMWの「イノベクションコーティングプラス」は、新開発された無機化合物と有機ポリマーが主成分となっており、紫外線や熱などへの耐久性も向上し油汚れ(有機汚れ)も付着しづらく、コーティング被膜の耐久性の高いコーティングへと進化しています。
以前の「イノベクションコーティング」は、有機物のみで構成された保護膜であり、有機系ダメージを防げないというウィークポイントがありました。(特に春の花粉ダメージ(ペクチン/有機タンパク質)です。)
進化した「イノベクションコーティング プラス」では、無機物の成分も含まれたハイブリッドポリマーコーティングへと仕様が変更され、外的要因への耐性が向上しています。
ガラスコーティングとの比較
「イノベクションコーティングプラス」は、フッ素ポリマーコーティングですのでコーティング被膜としての耐久性ではガラスコーティングに劣ります。コーティングの硬度も低いため、耐スクラッチ性もほとんどありませが、BMWジャパンが純正コーティングとしてイノベクションコートに求めた性能は、現在主流であるガラスコーティングに代表されるような耐久性や硬度といった塗装保護のコンセプトとは似て非なるものですので、単純に比較すべきではありません。
あえて無機ガラスコーティングと比較して優位性を主張するならば、無機汚れに対して極めて強い耐性をもつことです。フッ素を主骨格とする有機コーティング「イノベクションコートプラス」施工後は、イオンデポジットやウォータースポットなどの発生が抑制されるため、塗装の美観を維持する上で大きなアドバンテージがあります。
BMWが純正コーティングとして採用した理由から紐解く
自己修復機能を持ったBMWの塗装は、硬さと柔軟性を両立したクリア層で、ガラスコーティング等の硬化型コート剤を施工するすることで自己修復性は少なからず損なわれます。数あるコーティング剤の中からBMWジャパンが純正コーティングとしてペルマガード(イノベクションコーティングプラス)を採用した理由は、ペルマガードがBMWの自己修復性塗装の機能性に干渉せず、悪影響を与えないということが各種のテスト結果から明らかになったことが大きかったようです。
techniq:group㈱の「イノベクションコーティングプラス(ペルマガード)」は、コーティング剤の変遷が激しいカーコーティング業界において、10年以上もBMW純正コーティングとしての長い実績を築き上げ、確かな効果が実証されています。

塗装にもこだわるBMWが推奨する唯一のコーティング
塗装上にコーティングした際の自己修復能力が十分に発揮されるという理由からBMWではペルマガード(イノベクションコート)を推奨しています。また、紫外線領域に吸収効果をもたないガラスコーティングとは違い、イノベクションコートのもつ優れた紫外線カット率は、塗装の自己修復機能を継続維持する重要な役目を果たしていると考えられます。
イノベクションコーティングプラス
イノベクションコーティング(ペルマガード)の認定施工店である当店は、このコーティング剤が優れた性能をもつ独自性のあるコーティングであり、ガラスコーティングにはない優位性があることを知っています。
新しくケイ素が配合されハイブリッドフッ素コーティングへ進化したイノベクションコートプラスは、防汚性と被膜耐久性がが従来のモデルよりも向上しております。BMWのボディを美しい艶で長期間保護するコーティング剤として、大変おすすめのコーティング剤です。
BMW純正コーティング「イノベクションコーティングプラス」は、当店が正規認定施工店として取り扱う「PERMA GARD(ペルマガード)」のOEM製品です。当店では、BMW以外のオーナー様もガラスコーティングではなく、こちらのハイブリッドポリマーコーティングの施工をご希望されるお客様も少なくありません。
▼イノベクションコーティングの艶



しっとりとした深い艶と「西洋の漆」と呼称されるにふさわしい艶美な光沢です。
イノベクションコーティングの施工品質には差がある
BMWが正規で取り扱い、全国のディーラーにて提供されているコーティングということもあり、ディーラー施工での利便性や安心感は魅力的であり、実際に仕上がりに対する評判も上々です。一度施工するとガラスコーティングには戻れないオーナー様も少なくありません。ただ、実際に施工を行うのはディーラーの整備用ピットか下請け業者(外注)に回るため、中間マージンも発生し施工品質はディーラーによって差が生じてきます。
BMWのイノベクションコーティングプラスは認定施工店へ
「イノベクションコーティング」の性能を最大限に引き出すには、塗布専用のマシン(機械)を使用して微熱を加えながら塗布することが必要ですが、このコーティングの素晴らしいところは、この機械がなくても手塗りである程度は塗装に定着し、被膜を形成してしまうところなのです。
この専用塗布機材の重量がとても重く取り回しが良いモノではないため、一概ではありませんがディーラーでの施工で専用機材を使用せずに手塗りで施工されたケースが散見されます。手塗りで施工されたイノベクションコーティング被膜は、リアクティブポリマーの性能を完全に引き出すことができず、コーティングの定着率(耐久性)に影響を与えます。

「イノベクションコーティングプラス(ペルマガード)」の施工は、「techniq:group㈱」から公認された施工技師が在籍する認定施工店 DETAIL WORKS へお任せください。
BMWにお薦めのコーティング
塗装との相性はBMWのお墨付きであるペルマガード(イノベクションコート)はおすすめのコーティングです。塗装の自己修復性能に過度な期待をせず、耐久性や硬度の高いコーティング施工をご希望の場合は、高硬度のハイブリッドガラスコーティングやセラミックコーティングをおすすめします。
PERMA GARD
ペルマガード
航空機のコーティング剤として欧州で開発。
独自のリアクティブポリマー技術により4〜7ミクロンの重厚な保護膜を形成。
圧倒的な膜厚感と、深い光沢と色あせの心配の無いしっとりとした艶。
BMWの厳しい基準をクリアし、純正コーティングとして扱われている優秀なコーティング。
KUBEBOND ION / Diamond 9H
キューブボンド ダイヤモンド9H
世界のカーディテイリングプロフェッショナルに向けて開発されたナノセラミックコーティング。
特許取得技術(LCT)と多層ナノセラミック構造の採用により強さと美しさを兼ね備えた最先端ナノセラミックコーティング。
最上位モデルとして世界90ヵ国以上に供給。
NASIOL ZR53
ナシオール ZR53
世界145ヵ国以上に展開する最大手セラミックコーティングメーカー開発のナノセラミックコーティング。
耐擦り傷性に優れた8μ(ミクロン)に及ぶ単層ナノセラミックコーティングの深い艶。
「艶&耐スリ傷性」に特化しており、車をキレイに保つ点で理想的な性能。
Hi-MOHS COAT THE GLOW
ハイモースコート ザ・グロウ
2層構造/モース硬度8H/優れた色再現性と深い艶/耐イオンデポジット性。
G'ZOXシリーズ最高峰モデルが最先端技術ですべてを一新。
超高硬度ガラス系プライマーコートをベースに、トップ層には息をのむような艶が長期間持続する強靭な疎水性ハイブリッドガラスコーティング被膜。
ただし、お勧めのコーティングは一概ではございません。あくまで保管環境(駐車場所)や車のカラー、管理方法や使用状況などを踏まえ、下記をご参照いただいた上で最適なボディコーティング剤をお選びください。
「イノベクションコーティングプラス(ペルマガード)」の施工は、「techniq:group㈱」から公認された施工技師が在籍する認定施工店 DETAIL WORKS へお任せください。
BMWにお薦めのコーティング
塗装との相性はBMWのお墨付きであるペルマガード(イノベクションコート)はおすすめのコーティングです。塗装の自己修復性能に過度な期待をせず、耐久性や硬度の高いコーティング施工をご希望の場合は、高硬度のハイブリッドガラスコーティングやセラミックコーティングをおすすめします。
・ポリマーコート「PERMA GARD」 (=InovectionPLUS)
・セラミックコーティング「KUBEBOND ION / Diamond9H」
・セラミックコーティング「NASIOL ZR53」
・ハイブリッドガラスコーティング「HI-MOHS COAT THE GLOW」
ただし、お勧めのコーティングは一概ではございません。あくまで保管環境(駐車場所)や車のカラー、管理方法や使用状況などを踏まえ、下記をご参照いただいた上で最適なボディコーティング剤をお選びください。
BMWにおススメのメニュー
革シートコーティング
F30系は後期型からラグジュアリーに標準となったBMWの本革シートです。ダコタレザーやモンタナレザー、メリノレザー、またはアルカンターラなど、上質なほど劣化しやすい革シートの劣化防止や防汚対策にシートコーティング施工がおすすめです。

ホイールコーティング
制動力が高くブレーキダストの特に多いBMWには、ホイールコーティングがおすすめです。汚れの付着が抑制され、お手入れも簡単になります。車体から外し、表裏の両面施工も承ります。

プロテクションフィルム
M2、M3、M4などのスポーツモデルや高速走行することの多いBMWの飛び石等のチッピング防止や、防傷対策としてフロントバンパーなどへのプロテクションフィルムの施工がおすすめです。また、BMWはヘッドライトに微細なヒビ(クラック)が発生しやすい車種です。ヘッドライトのクラック除去、またはクラック予防のプロテクションフィルム施工もおすすめです。

・XPEL/PPF「XPEL/プロテクションフィルム」
・ヘッドライトPPF「ヘッドライトプロテクションフィルム」
・ヘッドライトクラック除去「ヘッドライト磨き」
コーティング施工後の注意点
BMWに限ったことではありませんが、どんなに優れたカーコーティングでも日常の洗車等のお手入れや数年おきのメンテナンスは車をキレイに保つ上で必要不可欠です。「良いモノを、良い状態で、長く使う為」には定期的なメンテナンスをお勧めします。当店では3種類のカーコーティングメンテナンスメニューをご用意しております。お車の状態に合わせて、適切なメンテナンスメニューをご案内差し上げます。
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