長野県よりご来店いただきましたBMW M5のご紹介になります。
[E60 M5]と言えば1世代限りでV10エンジンを搭載した貴重なモデルですね。
この年代はEクラスワゴンが当たり前のようにV8で[Audi RS6 C6]もV10だったり、
W12気筒の[VWトゥアレグ]があったりと良い時代ですよね。
今後も長く大事にお乗りになられるとのことでヘッドライトのリフレッシュを依頼いただきした。誠にありがとうございます。
【ご依頼メニュー】
・ヘッドライト研磨ダブル施工(研磨リペア+スチーム加工+プロテクションフィルム)

【ご入庫時】
全体に白濁 黄変 クラック(ひび割れ)があり透明感が全くありません。

こんな状態のヘッドライトがリペアで綺麗になるなんて想像つきませんね。

もちろん定番のクラック(ひび割れ)もあります。

【初期研磨後】
ヘッドライトレンズのクラックや黄ばみがなくなるまで重研磨します。
黄ばみがなくなり青白っぽくなったのがお分かり頂けると思います。

欧州車の場合は基本的に殆どのクラックが除去可能ですが、
今回のBMW M5は画像のように深くて除去不可能なクラックが両目に複数ありました。

【最終番手研磨後】
ペーパーを変えながら繰り返し研磨していき、目を徐々に細かくしていきます。

両側研磨完了。ヘッドライトスチーム加工へ移ります。

【ヘッドライトスチーマー】
ジクロロメタンの蒸気でポリカーボネート製レンズの研磨目を溶かしながら消していきます。

透明度の高いクリアなレンズに生まれ変わりました。
ウレタンクリア仕上げとは異なり肌目のない仕上がりで新品レンズのような風合いです。
このあとプロテクションフィルムを貼ってヘッドライトに耐候性を与えます。

『プロテクションフィルム』とはポリウレタン製の保護フィルムで、ヘッドライトに貼ることで研磨済みレンズの紫外線による黄ばみ・クラックの再発を抑制します。
さらには飛び石傷、引っ掻き傷、洗車傷など様々な外的要因からも保護できます。




程度によりますが、無灯火の状態では取りきれなかったクラックは殆ど見えません。

【ハイビーム点灯】
ヘッドライトを点灯すると、先程の取りきれなかったクラックがこの程度見えてきます。

反対側も同様にクラックが残っております。

点灯している時だけチリのようなクラックが目視できる感じです。
お客様にはご返車時にご説明させて頂き、大変お喜び頂けました。
*クラックの深度により目立ち具合も変わります。

実際に目の前で見るとご入庫時とは印象が大きく違い、施工者もボーと見惚れてしまいます。


K様 この度はディテールワークスへBMW M5のヘッドライト研磨リペアをご依頼頂き、また遠方からご来店くださり誠にありがとうございました。
今後もPPF貼り替えなどで、貴重なE60M5の美観維持、保存のお手伝いができますと幸いです。